体質の遺伝で子どもが喘息になったのかな?ネブライザー吸入治療を続けています。【Sさんの場合】
咳が続くので、医師に診察してもらったら…
子どもが初めて喘息と診断されたのは3歳になった最初の冬のこと。
風邪薬を飲み終わって、発熱や鼻水が治まってからも乾いた咳が出ており、2週間ほど経っても続くのでお医者さんにみせたところ喘息と言われました。
朝晩に咳が出るものの、日中は特にどうということはなく、そばにいてもヒューヒューと喉が鳴っている様子もなかったので驚きました。
もともと夫が喘息をもっているため、体質が遺伝してしまったかなと思いつつ、吸入薬の説明に来た看護師さんを見てまたビックリ。
個人用ネブライザーの大きさに、びっくりしました。
百科事典くらいの大きさの機械を持ってきたんです。まさかの個人用ネブライザーでした。専用の容器に液体の薬を入れてチューブでつなぎ、蒸気になったものを吸わせ、液体がなくなったら1回分が終了。
夫が使っているようなハンディサイズの吸入薬では用量が多すぎるのでまだ使えないということでした。
出された吸入薬は3種類、朝晩の吸入で期間はなんと4週間とほぼ1ヶ月。そして実際に吸入をし始めて分かったのですが、結構時間がかかり、子どもがグズるのが困りました。
テレビをつけた状態で気長にやるものの、機械の中身はコンプレッサーでスイッチを入れるとかなり大きな音がするのも嫌だったようです。
また一人で容器を持たせておくと傾けてしまったりテレビに夢中になってちゃんと吸入できていなかったりするので、膝に乗せて後ろから抱えるようにして吸入させました。忙しい朝に行う吸入は私にとってもしんどかったです。
1ヵ月後、ネブライザーを返しに行って診察。大丈夫そうだねーとの言われて一安心。
ただ、風邪を引くと今回みたいに喘息の症状が出ることがあるだろうから気をつけるようにと言われました。
子供の近くにいると、喘鳴が分かる時もあります。
それ以来咳を伴う病気の時はいつも気にしていますが、私自身が喘息の経験がない上、子どもは夫のように「あ、今喘息だ」というのが自分で分かりません。
喉痛くないの?と聞いても平気と言うし、喘息が治まりきる前でも走り回って遊びたいし、かといってヒューヒュー鳴っているのが傍で分かるほどになるとかなり悪い状態です。
こんな状態でも1日続くわけではないので診察のタイミングが難しいということも分かってきました。
最近では先生のほうで「喘息になりかけてるようだから2週間だけお薬出しておこうか」と対処してくださるので助かっています。
子どもは小学生になり、時間のかかるネブライザー吸入は相変わらず嫌いますが、自身で吸入をするようになり、終わったかどうかの見極めもできるようになりました。
歳とともに頻度は減ってきているのでこのまま治まってくれればと願っています。
(管理人からコメント)
Sさん、体験談を、お寄せいただきありがとうございました。
管理人も、子どものころ、ネブライザー(気管内加湿法)っていうのをやっていたと思います。
たしか、10分間とか20分間、機器から出てくる水蒸気みたいなのを、ずっと口から入れてっていうのをやっていました。私がしていた治療法が、ネブライザーっていう方法だったのか覚えてないんですが、同じようなことをしていましたね。
たしかに、時間がかかるうえ、じっとしていないといけないので、子どもにはつらいかもしれません。
小児喘息の治療法としてネブライザーっていう方法は、定番なのでしょう。
お子様は、年齢が上がるにつれて、症状が治まってきているとのことなので、よかったです。ぜひ、子どものうちに日常生活に支障がないほど、喘息の症状をコントロールできるようになっていてほしいなって思います。
前後のページ
このカテゴリの他の記事一覧
- 妊活中に喘息になり漢方薬や吸入薬を処方してもらった。喘息体質を受け入れることにした。
- 出産後、再発。咳喘息と診断されました。原因は妊娠などによる体調の変化だったのでしょうか。
- 掃除をマメに、換気をして、布団をダニが寄り付かないのにし家具を変えアロマを炊くなどの対策をしました。
- 子どもが風邪をきっかけにぜんそくになってしまいました。
- 呼吸器専門の医師に診察してもらって根本的な治療を開始したのが症状の改善の転機となりました。
- 薬にアレルギー症状があった私。体力をつけることで小児喘息が改善されていったと思います。
- 息子の小児喘息の改善のためしたこと。発作はコントロールできると思います。
- 夜中に咳が続き喘息と診断されました。総合病院では改善されなかったので呼吸器専門の医院に行きました。
- 妊娠したときに喘息が再発し、発作が出たけれど、なんとか症状は落ち着いています。
- 大人になってから気管支喘息になった。死ぬこともある怖い病気だと実感した。
- おそらく仕事が原因の強いストレスの影響で、咳喘息と診断されました。
- 介抱してくれる人がいた。スイミングをしていた。親に禁煙してもらった。
- 休職して仕事から離れたところ発作が出なくなった。ストレスが原因になっていた。
- 子供の喘息の発作予防でダニ対策を徹底して、こういう方法でしました。
- 喘息のお薬と症状について