痰を出す日々
ひたすら痰を出す日々でした。
学校の授業中に痰が口の中に出てきても、はくわけにはいかないから、必死で口のなかにためて、休憩時間になると捨てにいってたりしました。
今は、まったく痰はでないし、つまらない状態なんですが、いったいあれだけの量の痰が、どこから出てくるんですかね。不思議です。でも、それが炎症というやつなんでしょう。
毎日しんどくてしかたなかったので、ゲームをして我を忘れるか、喉が楽になったときのひとときを楽しむぐらいの毎日でした。
本が好きで図書館に行くこともありました。けれど、図書館という静かな空間で、喉がヒューヒューとなるので、いづらかったですね。必死で息をするときの音を押し殺していました。
喘息の方は分かると思うんですが、喘鳴(ぜんめい)って、けっこう響くんですよね。本人からすれば、自分の苦しい息が響きわたっているように思えるわけです。
図書館は、基本静かにしないといけないところですから、自分の「ゼーゼー」っていう音が鳴らないように汗をかきながら、必死に息を押し殺していました。そういう状態でも、本を読みたかったのでしょう。